あわてない、あわてない・・・
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学習会メーリスにご登録の皆様、こんにちは。
函館ラ・サール中学校の藤原よりメルマガをお送りいたします。
本校では昨日今日と「函館フィールドワーク」という職場体験
が行われ、藤原は先ほどまで21名の生徒を連れて自衛隊函館駐
屯地へ行ってきました。
屈強な隊員の皆様の迫力に終始圧倒されて、普段と違って常時
神妙にしていた生徒たちはずいぶん疲れたようです…。
これから当面、指導に困ったときは「自衛隊に体験入隊に出す
ぞ」が決まり文句になりそうです…(笑)
〇フィードバック(反省会)に関して〇
先日のメールマガジンでは研究授業についてご報告しましたが、
今回のメールでは授業後の反省会について触れようと思います。
研究授業では例にもれず授業後反省の場が設けられますが、正
直なところ、藤原はこれまでその反省会の意義に疑問を持って
いました。
これまで見てきた反省会の多くは、
「授業者からの説明 → 質疑応答 → えらい先生からのコメント」
という内容でしたが、質疑応答ではほとんど質問が出ないか、出た
としても少し考えれば答えがわかるような質問ばかりでした。
さらに、若手の先生が授業を公開した後には、あろうことか、
「〇〇はしていないのですか?」(ひどい時には「こんなことも
できていないのですか?」)という指摘や咎めともとれるような
質問が聞かれることさえありました…。
これはあくまで本当にひどい一例ですが、いずれにせよあいまい
な指摘や、改善の提案無き咎めは時間の無駄にしかなりません。
フィードバックの目的とは何か。
それは、*授業者が公開授業を通して「今後」よりよい授業を作っ
ていくため*にほかなりません。
そのためにフィードバックでは参加者が*「自分ならどうするか」
「自分の教室・生徒ならどうなるか」*を考えることが求められます。
*必要なのは「質問」よりも「提案」*なのであって、*「何をどのよ
うに」すればいいかという「具体化」が介在しなければならない*わ
けです。
ということで、昨日は試験的に反省会の参加者をグループに分け、グ
ループごとに授業改善に向けた「提案」をプレゼンしてもらうという
フィードバックをしてみました。
さまざまな意見が飛び交いましたが、先生方の「理想の授業」を聞け
たような気がして、私も勉強になりました。
たとえば、「ワークシートが丁寧で活動が円滑になる」という意見が
出る一方で「ワークシートが丁寧すぎて生徒の自主性が育たない」と
いう意見が出たりするなど、参加された先生方一人ひとりの「理想の
授業観」を見られたような気がします。
このようなお話は、なかなか個人ではできません。
やはりグループで考えることで、ベテラン・若手が隔たりなく話がで
きるようになりますし、人が集まることでそれまでには想像もつかな
かったような独創的で効果的な指導アイディアが出来上がることもあ
るはずです。
「ここがダメだったのか」という反省だけでなく、「これからはこう
すればよいのか」と具体化をすることで、中野先生にとって今後に向
けての良い機会になったのはもちろん、参加者も自分自身の需要に関
してより深く考えることできたのではないかと思っています。
いまだに手探り状態のなか、イベントの都度時間をかけて「持ってい
き方」を考えながらの運営ですので、至らない点がありましたらいつ
でも教えていただければと思います!
こちらも全力で取り組んでまいりたいと思いますので、先生方のヤル
気とパワーとをお貸しいただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます!
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プロフィール
HN:
あんときのワタリ
年齢:
67
HP:
性別:
男性
誕生日:
1957/06/08
職業:
函館市立西中学校 校長
趣味:
スノボ 水泳 カラオケ
自己紹介:
平成22年度4月から函館市中学校英語教育研究会会長に就任いたしました。
よろしくお願いいたします。
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