あと３日寝ると始業式・・・。

本日から、３年生は登校します。

多くの３年生が自主学習で登校していましたので、
生活のリズムは狂っていないと思います。

始業式は１月２０日です。

１年生と２年生の多くもも１３日、１４日、１５日の３回、
自主学習に参加していました。

部活動もあり、元気な顔を見せてくれるでしょう。

冬休みにYouTubeで音楽を聴いていましたら、おもしろいＣＭを
見つけました。

地層に関心のある女の子が、入試目前で悩んでいる友人を励ます内容です。
その女の子はこんなことを言いました。

「地層って言うのは、時間の積み重ねが見えるんだ。だから好き。」

人というのは、時が経つとその時何をやっていたのか簡単に忘れます。
あまり気にしなくてもいいのですが、私は気になります。

このＣＭになるほどと頷きました。

わざわざ地層を見に出かけなくても、時の積み重ねがわかるものが
机の上にあります。

"SOPHIE'S WORLD"(Jostien Gaarder )。



２０７頁まで読みましたが、まだ半分残っています。
冬休み中に読み終えたかったのですが、しっかりと残っています。

挟んでいる栞が、時間の流れを教えてくれます。

英英辞典と英和辞典には調べた単語につけたマーキングがつけられています。
何度も同じ単語をひいていることに苦笑しつつ、いつか覚えるだろうとつぶやき
ながら、マーカーで線をひきます。

テストのために読むのではないので、余裕があります。

哲学書なんて自分にはほど遠い存在でしたが、素人がわかるように、
丁寧に説明してくれます。

読んでいるうちに時間を忘れます。

お恥ずかしい話ですが、この本はおよそ１０年前に買ったものです。
ペーパーバックの洋書は日本の文庫本に比べて紙が痛みやすい。

茶色っぽくなった分厚い本を見て、娘が呆れ顔でつぶやきました。
「お父さん、随分古い本を読んでるね。」

残り少なくなった冬休みですが、この本をできるだけ読みたいです。

今日の私のお薦めは、小さな紙製の三省堂の英和・和英辞書「GEM」です。

横６ｃｍ、縦１１ｃｍ、厚さ２ｃｍ。
革製です。



高校生の時に、奮発して革製のものを買いました。

およそ４０年経っています。

それなのに、ペーパーバックと比較できないくらい傷んでいません。
手になじみ、すこぶる軽い。

最近、部屋の掃除をしていて見つけ出しました。

ＪＲで札幌まで往復したときに、使い勝手の良さに驚きました。
電子辞書にはない、優しいぬくもりが気に入っています。

辞書を編纂されている方々に敬意を表し、大事に使っていきたいです。