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男子でこんな生徒がいた。
生徒「先生、今日、○○君、遅れるって!」
私 「なんで?」
生徒「なんかね、眉毛がうまく描けないからって。」
私 「・・・・。」
この子は高速道路わきの芝植えの仕事に就き、
偶然会ったときには言葉遣いも大人になっていた。
もう一人、清尚高校が昔「昭和高校」と呼ばれて
いたとき、服飾デザイン科から調理科に急に進路
変更した女の子。
彼女は冬休みに英語の特訓を申し出た。点数不足のため。
毎日、問題を5題ずつ出した。累積だったので翌日は10題となる。
答え合わせを丁寧に行った。
最初のうち、前日やった問題をきれいに忘れていた。
何日か過ぎて、最初の1日目の5題の問題がすべてわかるようになった。
だんだんとやり方がわかってきた時、彼女はこんなふうにつぶやいた。
「先生、私ね、英語を見ただけで、ぜ~んぶわかんないって言ってた。」
「でも、この頃、どこがわからないのかわかるようになってきたサ。」
この子はおしゃれが好きで、不要物をいっぱい持ってきた。
私は見つけるたびに預かっていた。
ある日、同僚の女の先生から、「安達先生、なんか書くもの持ってませんか?」
と言われ、「あるよ」とポケットにあったペンを差し出した。
そのペンを見てその女の先生はつぶやいた、「先生、こんなの使ってるの?」
なんとそれは眉毛を描くためのアイブローペンシル(と言うやつ)だった。
この誤解はきっと晴れていないだろう。
あの子は調理科に入学できたから、許すことにしよう。
先日、卒業後10年目の卒業生の同期会に呼ばれた。
8月14日は卒業後20年目の連中の同期会に参加する。
妻には「飲んでばかりだね・・・。」と嫌みを言われるが、
卒業生と飲むのが教員の一番の楽しみだと思う。
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よろしくお願いいたします。