あわてない、あわてない・・・
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研究大会の前に、中学校教諭は高等学校の学習指導要領がどのように改善されたのかを
知っておく必要があります。
中学校の教科書は改訂と同時に1年生から3年生まですべて変わります。
高等学校では初年度は1年生のみが変わります。
2年生と3年生の教科書は見ることが出来ません。
次年度に2年生、さらに次の年に3年生の教科書ができあがります。
だから、たとえば、「コミュニケーション英語Ⅰ」が、将来的にはどのような内容になって
「コミュニケーション英語Ⅱ」や「コミュニケーションⅢ」になるのかは不明です。
教科書採択は毎年可能です。
採択は学校単位です。
このような初歩的なことを私はよくわかりませんでした。
高校の先生と話をしていてわかりました。
では、以下に高等学校指導要領抜粋を紹介します。
中学校の生徒が高校でどのような内容の授業を受けるのかを
理解して戴きたいです。
高等学校指導要領抜粋
外国語編
改訂の趣旨
ア改善の基本方針
○外国語科については、その課題を踏まえ、「聞くこと」や「読むこと」を通じて得た知識
等について、自らの体験や考えなどと結び付けながら活用し、「話すこと」や「書くこと」
を通じて発信することが可能となるよう、中学校・高等学校を通じて、4技能を総合的に
育成する指導を充実するよう改善を図る。
○指導に用いられる教材の題材や内容については、外国語学習に対する関心や意欲を高め、
外国語で発信しうる内容の充実を図る等の観点を踏まえ、4技能を総合的に育成するための
活動に資するものとなるよう改善を図る。
○「聞くこと」、「話すこと」、「読むこと」及び「書くこと」の4技能の総合的な指導を
通して、これらの4技能を統合的に活用できるコミュニケーション能力を育成するとともに、
その基礎となる文法をコミュニケーションを支えるものとしてとらえ、文法指導を言語活動
と一体的に行うよう改善を図る。また、コミュニケーションを内容的に充実したものとする
ことができるよう、指導すべき語数を充実する。
○高等学校においては、中学校における学習の基礎の上に、聞いたことや読んだことを踏ま
えた上で、コミュニケーションの中で自らの考えなどについて内容的にまとまりのある発信
ができるようにすることを目指し、「聞くこと」や「書くこと」と、「話すこと」や「読む
こと」とを結び付け、四つの領域の言語活動の統合を図る。
○高等学校において、中学校における学習が十分でない生徒に対応するため、身近な場面や
題材に関する内容を扱い、中学校で学習した事柄の定着を図り、高等学校における学習に円
滑に移行させるために必要な改善を図る。
イ 改善の具体的事項
○四つの領域から言語活動の統合を図るとともに、発信力の向上や、中学校との円滑な接続を
図る観点から、科目の構成及び内容等を次のように改善する。
(ア)「コミュニケーション英語基礎」は、身近な場面や題材に関する内容を扱い、日常的な事
柄についてのコミュニケーションを図る活動等を行うことを通して4技能を総合的に育成する
ことにより、高等学校での学習に円滑に移行させることをねらいとして内容を構成する。
(イ)「コミュニケーション英語Ⅰ」は、4技能を総合的に育成することをねらいとして内容を
構成し、統合的な活動が行われるようにするとともに、そうした活動に適した題材や内容を
扱うこととする。
その際、例えば、社会科や理科など他教科で学習する内容、自国や郷土の風俗・習慣、歴史、
その他の様々な伝統や文化に関する内容、発明や発見などの科学技術や自然に関する内容等、
コミュニケーションへの関心・意欲・態度の育成にも資する題材や内容を選択的に取り上げ、
体系立てて扱うものとする。
(ウ)「コミュニケーション英語Ⅱ」は、「コミュニケーション英語Ⅰ」の基礎の上に、総合的
な英語力の向上を図る指導を行うことをねらいとして内容を構成する。
(エ)「コミュニケーション英語Ⅲ」は「コミュニケーション英語Ⅰ」及び「コミュニケーション
英語Ⅱ」の基礎の上に、総合的な英語力の向上を図る指導を行うことをねらいとして内容を構成
する。
(オ)「英語会話」は、身近な場面や題材に関する内容を扱い、音声を中心にコミュニケーション
を図る活動等を行うことを通して、必要な情報や考えを聞いたり、話したりすることができる
力の向上を図るような指導を行うことをねらいとして内容を構成する。
(カ)「英語表現Ⅰ」は、基本的な言語規則に基づいて、様々な場面に応じて適切に話すことや
書くことができるようにし、あわせて論理的思考力や批判的思考力を養うことをねらいとして
内容を構成する。
(キ)「英語表現Ⅱ」は、スピーチやプレゼンテーション、ディスカッション、ディベートなど
高度なコミュニケーションを行うことができるようにすることや複雑な文構造を用いて正確
に内容的なまとまりのある多様な文章が書けるようにすること、あわせて論理的思考力や批
判的思考力を養うことをねらいとして内容を構成する。
(ク)言語活動、言語材料、教材、指導上の工夫及び配慮事項については、各科目のねらいに配
慮しつつ、中学校と同様の趣旨で改善を図る。また、ICTなどを指導上有効に活用すること
に配慮する。
(ケ)コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲは、それぞれの科目において扱う題材や内容、言語材
料の難易度によって分類したものであることから、「コミュニケーション英語Ⅱ」は、「コミ
ュニケーションⅠ」を履修した後に、「コミュニケーション英語Ⅲ」は「コミュニケーション
英語Ⅱ」を履修した後に、履修させるようにする。
外国語改訂の要点
(1)外国語改訂の要点
①目標は、外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを
図ろうとする態度の育成を図り、情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするコミ
ュニケーション能力を養うこととした。
②英語を履修する場合には、これまでの選択必修制を改め、「コミュニケーション英語Ⅰ」
をすべての生徒に履修させる科目とすることとした。
③科目構成を変更し、4技能の総合的な育成を図るコミュニケーション科目、「話すこと」及
び「書くこと」に関する技能を中心に論理的に表現する能力の育成を図る表現科目、会話する
能力の向上を図る「英語会話」を創設した。
④中学校における学習との円滑な接続を図る科目として「コミュニケーション英語基礎」を新
たに設けるとともに、言語の使用場面や言語の働きの例についても、中学校との系統性を重視
した改善を図った。
⑤指導する語数を充実し、例えば、「コミュニケーション英語Ⅰ」、「コミュニケーション英
語Ⅱ」及び「コミュニケーション英語Ⅲ」をすべて履修した場合、高等学校で1,800語、中高で
3,000語を指導することとした。
また、文法事項については言語活動と効果的に関連づけて指導することを明確化するとともに、
すべての事項を「コミュニケーション英語Ⅰ」で扱うことを明確化した。
⑥生徒が英語に触れる機会を充実するとともに、授業を実際のコミュニケーションの場面とす
るため、授業は英語で行うことを基本とすることを明記した。
⑦英語に関する各科目において共通の留意事項を示すため、従来の「言語活動の取扱い」中の
「言語の使用場面と働き」及び「言語材料」に示していた各項目を、新設する第3款「英語に
関する各科目に共通する内容等」に集約することとした。
(2)外国語に関する科目の改訂の要点
①「コミュニケーション英語基礎」
中学校における学習の確実な定着と「コミュニケーション英語Ⅰ」における学習への円滑な接続
とを目的として、選択履修させる科目として創設した。目標は、英語を通じて、言語や文化に対
する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、「聞くこと」、
「話すこと」、「読むこと」、「書くこと」などの基礎的なコミュニケーション能力を養うこと
とし、指導内容は、生徒の実態に応じ、主に身近な場面における言語活動を経験させながら、中
学校における基礎的な学習内容等を整理して指導し定着を図ることとした。
②「コミュニケーション英語Ⅰ」
高等学校外国語科において、英語を履修する場合に、すべての生徒に履修させる科目として創設
した。中学校におけるコミュニケーション能力の養うための総合的な指導を踏まえ、積極的にコ
ミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに、「聞くこと」、「話すこと」、「読
むこと」及び「書くこと」の4技能を総合的に育成するための統合的な指導を行う科目である。
特に、聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについ
て、話し合ったり意見の交換をしたりすることや、簡潔に書くことなどの統合的な言語活動が行
われるようにした。
指導する語彙数は、従来の「英語Ⅰ」と同様、400語程度の新語とした。また、文法事項について
は、言語活動と効果的に関連付けながら、すべての事項を本科目において適切に取り扱うものと
した。
③「コミュニケーション英語Ⅱ」
(前略)(中略)
指導する語彙数は、700語程度の新語とした。
④「コミュニケーション英語Ⅲ」
(前略)(中略)
指導する語彙数は、700語程度の新語とした。
⑤「英語表現Ⅰ」
中学校におけるコミュニケーション能力の基礎を養うための総合的な指導を踏まえ、話したり
書いたりする言語活動を中心に、情報や考えなどを伝える能力の向上を図るため、選択履修さ
せる科目として創設した。積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するととも
に、事実や意見などを多様な観点から考察し、論理の展開や表現の方法を工夫しながら伝える
能力を養う科目である。特に、与えられた話題について即興で話すことや、従来「オーラル・
コミュニケーションⅠ」及び「オーラル・コミュニケーションⅡ」における指導内容とされて
いた発表を行うことなどの言語活動が行われるようにした。
⑥「英語表現Ⅱ」
原則として「英語表現Ⅰ」を履修した後に、更に英語履修を希望する生徒の能力・適性などに
応じて選択履修させる科目として創設した。積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度
を育成するとともに、「話すこと」及び「聞くこと」に関する技能を中心に、論理の展開や表
現の方法を工夫しながら伝える能力を伸ばす指導を発展的に行う科目である。特に、主題を決
めて文章を書くことや、討論を行うことなどの言語活動が行われるようにした。
⑦「英語会話」
中学校におけるコミュニケーション能力の基礎を養うための総合的な学習を踏まえ、聞いたり
話したりする能力の向上を図るため、選択履修させる科目として創設した。積極的にコミュニ
ケーションを図ろうとする態度を育成するとともに、身近な話題について会話する能力を養う
科目として、従来の「オーラル・コミュニケーションⅠ」を基礎として改編した科目である。
特に海外での生活に必要な基本的な表現を使って会話することなどの言語活動が行われるよう
にした。
⑧英語以外の外国語
英語以外の外国語については、改訂前と同様に、地域の実情や学校の実態に応じ、一層積極的
に開設され弾力的な指導ができるようにするため、学習指導要領において特に規定していない。
なお、これらを扱う際には、英語に関する各科目の目標及び内容等に準ずるものとした。
⑨学校設定科目
改訂前と同様に、外国語科に関する学校設定科目については、学校において、地域、学校及び
生徒の実態、学科の特色等に応じて設けることができることとした。学校設定科目を設ける場
合、当該科目の名称、目標、内容、単位数等については、外国語科の目標に基づき、各学校の
定めるところによるものとした。(学校指導要領第1章総則第2款の4)
知っておく必要があります。
中学校の教科書は改訂と同時に1年生から3年生まですべて変わります。
高等学校では初年度は1年生のみが変わります。
2年生と3年生の教科書は見ることが出来ません。
次年度に2年生、さらに次の年に3年生の教科書ができあがります。
だから、たとえば、「コミュニケーション英語Ⅰ」が、将来的にはどのような内容になって
「コミュニケーション英語Ⅱ」や「コミュニケーションⅢ」になるのかは不明です。
教科書採択は毎年可能です。
採択は学校単位です。
このような初歩的なことを私はよくわかりませんでした。
高校の先生と話をしていてわかりました。
では、以下に高等学校指導要領抜粋を紹介します。
中学校の生徒が高校でどのような内容の授業を受けるのかを
理解して戴きたいです。
高等学校指導要領抜粋
外国語編
改訂の趣旨
ア改善の基本方針
○外国語科については、その課題を踏まえ、「聞くこと」や「読むこと」を通じて得た知識
等について、自らの体験や考えなどと結び付けながら活用し、「話すこと」や「書くこと」
を通じて発信することが可能となるよう、中学校・高等学校を通じて、4技能を総合的に
育成する指導を充実するよう改善を図る。
○指導に用いられる教材の題材や内容については、外国語学習に対する関心や意欲を高め、
外国語で発信しうる内容の充実を図る等の観点を踏まえ、4技能を総合的に育成するための
活動に資するものとなるよう改善を図る。
○「聞くこと」、「話すこと」、「読むこと」及び「書くこと」の4技能の総合的な指導を
通して、これらの4技能を統合的に活用できるコミュニケーション能力を育成するとともに、
その基礎となる文法をコミュニケーションを支えるものとしてとらえ、文法指導を言語活動
と一体的に行うよう改善を図る。また、コミュニケーションを内容的に充実したものとする
ことができるよう、指導すべき語数を充実する。
○高等学校においては、中学校における学習の基礎の上に、聞いたことや読んだことを踏ま
えた上で、コミュニケーションの中で自らの考えなどについて内容的にまとまりのある発信
ができるようにすることを目指し、「聞くこと」や「書くこと」と、「話すこと」や「読む
こと」とを結び付け、四つの領域の言語活動の統合を図る。
○高等学校において、中学校における学習が十分でない生徒に対応するため、身近な場面や
題材に関する内容を扱い、中学校で学習した事柄の定着を図り、高等学校における学習に円
滑に移行させるために必要な改善を図る。
イ 改善の具体的事項
○四つの領域から言語活動の統合を図るとともに、発信力の向上や、中学校との円滑な接続を
図る観点から、科目の構成及び内容等を次のように改善する。
(ア)「コミュニケーション英語基礎」は、身近な場面や題材に関する内容を扱い、日常的な事
柄についてのコミュニケーションを図る活動等を行うことを通して4技能を総合的に育成する
ことにより、高等学校での学習に円滑に移行させることをねらいとして内容を構成する。
(イ)「コミュニケーション英語Ⅰ」は、4技能を総合的に育成することをねらいとして内容を
構成し、統合的な活動が行われるようにするとともに、そうした活動に適した題材や内容を
扱うこととする。
その際、例えば、社会科や理科など他教科で学習する内容、自国や郷土の風俗・習慣、歴史、
その他の様々な伝統や文化に関する内容、発明や発見などの科学技術や自然に関する内容等、
コミュニケーションへの関心・意欲・態度の育成にも資する題材や内容を選択的に取り上げ、
体系立てて扱うものとする。
(ウ)「コミュニケーション英語Ⅱ」は、「コミュニケーション英語Ⅰ」の基礎の上に、総合的
な英語力の向上を図る指導を行うことをねらいとして内容を構成する。
(エ)「コミュニケーション英語Ⅲ」は「コミュニケーション英語Ⅰ」及び「コミュニケーション
英語Ⅱ」の基礎の上に、総合的な英語力の向上を図る指導を行うことをねらいとして内容を構成
する。
(オ)「英語会話」は、身近な場面や題材に関する内容を扱い、音声を中心にコミュニケーション
を図る活動等を行うことを通して、必要な情報や考えを聞いたり、話したりすることができる
力の向上を図るような指導を行うことをねらいとして内容を構成する。
(カ)「英語表現Ⅰ」は、基本的な言語規則に基づいて、様々な場面に応じて適切に話すことや
書くことができるようにし、あわせて論理的思考力や批判的思考力を養うことをねらいとして
内容を構成する。
(キ)「英語表現Ⅱ」は、スピーチやプレゼンテーション、ディスカッション、ディベートなど
高度なコミュニケーションを行うことができるようにすることや複雑な文構造を用いて正確
に内容的なまとまりのある多様な文章が書けるようにすること、あわせて論理的思考力や批
判的思考力を養うことをねらいとして内容を構成する。
(ク)言語活動、言語材料、教材、指導上の工夫及び配慮事項については、各科目のねらいに配
慮しつつ、中学校と同様の趣旨で改善を図る。また、ICTなどを指導上有効に活用すること
に配慮する。
(ケ)コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲは、それぞれの科目において扱う題材や内容、言語材
料の難易度によって分類したものであることから、「コミュニケーション英語Ⅱ」は、「コミ
ュニケーションⅠ」を履修した後に、「コミュニケーション英語Ⅲ」は「コミュニケーション
英語Ⅱ」を履修した後に、履修させるようにする。
外国語改訂の要点
(1)外国語改訂の要点
①目標は、外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを
図ろうとする態度の育成を図り、情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするコミ
ュニケーション能力を養うこととした。
②英語を履修する場合には、これまでの選択必修制を改め、「コミュニケーション英語Ⅰ」
をすべての生徒に履修させる科目とすることとした。
③科目構成を変更し、4技能の総合的な育成を図るコミュニケーション科目、「話すこと」及
び「書くこと」に関する技能を中心に論理的に表現する能力の育成を図る表現科目、会話する
能力の向上を図る「英語会話」を創設した。
④中学校における学習との円滑な接続を図る科目として「コミュニケーション英語基礎」を新
たに設けるとともに、言語の使用場面や言語の働きの例についても、中学校との系統性を重視
した改善を図った。
⑤指導する語数を充実し、例えば、「コミュニケーション英語Ⅰ」、「コミュニケーション英
語Ⅱ」及び「コミュニケーション英語Ⅲ」をすべて履修した場合、高等学校で1,800語、中高で
3,000語を指導することとした。
また、文法事項については言語活動と効果的に関連づけて指導することを明確化するとともに、
すべての事項を「コミュニケーション英語Ⅰ」で扱うことを明確化した。
⑥生徒が英語に触れる機会を充実するとともに、授業を実際のコミュニケーションの場面とす
るため、授業は英語で行うことを基本とすることを明記した。
⑦英語に関する各科目において共通の留意事項を示すため、従来の「言語活動の取扱い」中の
「言語の使用場面と働き」及び「言語材料」に示していた各項目を、新設する第3款「英語に
関する各科目に共通する内容等」に集約することとした。
(2)外国語に関する科目の改訂の要点
①「コミュニケーション英語基礎」
中学校における学習の確実な定着と「コミュニケーション英語Ⅰ」における学習への円滑な接続
とを目的として、選択履修させる科目として創設した。目標は、英語を通じて、言語や文化に対
する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、「聞くこと」、
「話すこと」、「読むこと」、「書くこと」などの基礎的なコミュニケーション能力を養うこと
とし、指導内容は、生徒の実態に応じ、主に身近な場面における言語活動を経験させながら、中
学校における基礎的な学習内容等を整理して指導し定着を図ることとした。
②「コミュニケーション英語Ⅰ」
高等学校外国語科において、英語を履修する場合に、すべての生徒に履修させる科目として創設
した。中学校におけるコミュニケーション能力の養うための総合的な指導を踏まえ、積極的にコ
ミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに、「聞くこと」、「話すこと」、「読
むこと」及び「書くこと」の4技能を総合的に育成するための統合的な指導を行う科目である。
特に、聞いたり読んだりしたこと、学んだことや経験したことに基づき、情報や考えなどについ
て、話し合ったり意見の交換をしたりすることや、簡潔に書くことなどの統合的な言語活動が行
われるようにした。
指導する語彙数は、従来の「英語Ⅰ」と同様、400語程度の新語とした。また、文法事項について
は、言語活動と効果的に関連付けながら、すべての事項を本科目において適切に取り扱うものと
した。
③「コミュニケーション英語Ⅱ」
(前略)(中略)
指導する語彙数は、700語程度の新語とした。
④「コミュニケーション英語Ⅲ」
(前略)(中略)
指導する語彙数は、700語程度の新語とした。
⑤「英語表現Ⅰ」
中学校におけるコミュニケーション能力の基礎を養うための総合的な指導を踏まえ、話したり
書いたりする言語活動を中心に、情報や考えなどを伝える能力の向上を図るため、選択履修さ
せる科目として創設した。積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するととも
に、事実や意見などを多様な観点から考察し、論理の展開や表現の方法を工夫しながら伝える
能力を養う科目である。特に、与えられた話題について即興で話すことや、従来「オーラル・
コミュニケーションⅠ」及び「オーラル・コミュニケーションⅡ」における指導内容とされて
いた発表を行うことなどの言語活動が行われるようにした。
⑥「英語表現Ⅱ」
原則として「英語表現Ⅰ」を履修した後に、更に英語履修を希望する生徒の能力・適性などに
応じて選択履修させる科目として創設した。積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度
を育成するとともに、「話すこと」及び「聞くこと」に関する技能を中心に、論理の展開や表
現の方法を工夫しながら伝える能力を伸ばす指導を発展的に行う科目である。特に、主題を決
めて文章を書くことや、討論を行うことなどの言語活動が行われるようにした。
⑦「英語会話」
中学校におけるコミュニケーション能力の基礎を養うための総合的な学習を踏まえ、聞いたり
話したりする能力の向上を図るため、選択履修させる科目として創設した。積極的にコミュニ
ケーションを図ろうとする態度を育成するとともに、身近な話題について会話する能力を養う
科目として、従来の「オーラル・コミュニケーションⅠ」を基礎として改編した科目である。
特に海外での生活に必要な基本的な表現を使って会話することなどの言語活動が行われるよう
にした。
⑧英語以外の外国語
英語以外の外国語については、改訂前と同様に、地域の実情や学校の実態に応じ、一層積極的
に開設され弾力的な指導ができるようにするため、学習指導要領において特に規定していない。
なお、これらを扱う際には、英語に関する各科目の目標及び内容等に準ずるものとした。
⑨学校設定科目
改訂前と同様に、外国語科に関する学校設定科目については、学校において、地域、学校及び
生徒の実態、学科の特色等に応じて設けることができることとした。学校設定科目を設ける場
合、当該科目の名称、目標、内容、単位数等については、外国語科の目標に基づき、各学校の
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プロフィール
HN:
あんときのワタリ
年齢:
67
HP:
性別:
男性
誕生日:
1957/06/08
職業:
函館市立西中学校 校長
趣味:
スノボ 水泳 カラオケ
自己紹介:
平成22年度4月から函館市中学校英語教育研究会会長に就任いたしました。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
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