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あわてない、あわてない・・・
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小・中・高の教師が同じ土俵に立つ、函館市では初めての英語教育研究大会
「英語でつながろう 函館 2013」の第1回運営委員会が先日終了しました。

あと9ヶ月を切りました。
早いものですね。

以前、書き留めておいたものがあります。
田尻悟郎教授の本からの抜粋です。

「見えないレールを敷いて待つ。」
準備がいかに大切かと言うことです。

私は自戒の念をこめて、授業づくりの「掟」と考えています。

高校は各校で教科書が違いますが、中学校では市内同じ教科書を
使っています。

それぞれが得意分野の教材を公開しあうと、貸し借りによって時間を
大幅に節約でき、しかも、お互いに磨き合う事が可能です。

「鉄を磨くには鉄で。人を磨くには人で。」
このような言葉を思い出しました。

ホームページの「各種指導案」にいくつかアップロードしています。
皆さまの手作りの教材等もぜひご出品願います。
メールに添付して送付願います。

送付先は以下。

安達克佳
ktadachi@nifty.com

今年の11月1日に田尻教授が2度目の講演をしてくださいます。
教授の著書をご覧いただき、予習しておきましょう・・・。

悩んでいたことが解決しますよ・・・。


それでは、以下に抜粋を載せます。

------------------------------------------------------------------------------------

小学校6年間、中学校3年間、高校3年間、計12年間を俯瞰する。

たっぷりドリルをする。
既習の表現を繰り返し使う場面を作り出す。

マスターしたかどうかの見極めは・・・

初めて読んだものや聞いた文章の中に使われていても、
ちゃんと理解している。

生徒が英語で話したり書いたりする時、それらの表現を使っている。

とにかく使わせる。
そして、できていないところをチェックし、できるようになるまで
応援し、アドバイスをする。

人間には、同じ事を説明されても、すんなり頭に入ってくる時と、
入って来ない時がある。

一番すなおに入ってくるのは、知りたいと思った時に知りたいと
思ったことが説明された時。

つまり、知りたい欲求が起こり、それが即座に満たされる時である。

欲求が高まるのは、1つは失敗したりうまくいかない時、もうひ
とつはわからない時。

英語の授業でも同じことが言える。生徒が自ら、「間違えた」
「わからない」ことを見つけ、「教えてほしい」と思った時こそ、
教師の出番なのである。

そこまで見えないレールを敷いて待つ。

それができるようになるためには、1つの授業を用意するための
労力の9割を準備に使い、残りの1割を授業の中で使う。

そして、その1割のエネルギーは、「我慢と観察」に使わなければ
ならない。

親でも教師でも、計画性を持たずに教えた時ほど、子どもは理解し
ていないし、できるようにはならない。

『(英語)授業改革論』p17 田尻悟郎著 教育出版


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プロフィール
HN:
あんときのワタリ
年齢:
67
性別:
男性
誕生日:
1957/06/08
職業:
函館市立西中学校  校長
趣味:
スノボ 水泳 カラオケ
自己紹介:
 平成22年度4月から函館市中学校英語教育研究会会長に就任いたしました。
 よろしくお願いいたします。
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