殿様とバンナナ（バナナ）

これは約３０年前に私が演じた劇のタイトルです。
中学２年の時、私の役は旅人でした。

あまりにも台詞を覚えていない私たちに担当のＳ先生から
「お前たち、やる気あんのか！」と激しい叱責が・・・。

私は演出担当の遠藤さんに自分の考えを伝えました。

「遠藤、なんかおもしろくないなこの劇。ちょっと変えないか？」
遠藤「何か考えたの？」

私「カッパが登場するときに音楽を流すってのは？」
遠藤「何て言う曲？」

私「『また逢う日まで』の前奏。」（尾崎紀世彦の名曲。レコード大賞受賞曲。）
私「パッパパパッパパで曲にあわせて一匹目登場。次のパッパパパッパパで二匹目登場。」
遠藤「おもしろそう・・・。」

私「次の場面で、旅人の目を盗んでカッパがジュースを飲む。そして、旅人は言う、
『僕のファンタ飲んだのだ～れ。』」（昔流行ったＣＭ）
遠藤「それっていいかも・・・。」

次の練習の時に二人で準備をしてスタッフ一同の前でやったら大受けしました。
刺激を受けて、役者がそれぞれ演技に工夫をし、アイデアがどんどん出ました。

練習風景を見ていた連中からおもしろいという前評判が伝わっていて、本番も
大成功しました。

最近朝読書で読んだ本の中で、「おもしろくないのは、おもしろくしようと
しないからじゃないの」を見つけ、すぐにこの劇を思い出しました。

話は変わって、昨日「いよいよ手強くなってきた」と感じました。
北海道のすべての小中学校の数は約１２００。ここに案内を発送します。

各教育局宛に市町村ごとに分け袋詰めした案内を送ります。
ワードとエクセルによる宛名シールも作ります。

元となるデータは国語研究会からもらっています。

高校のデータの入手方法は、渡島教育局の高校教育指導班に相談します。

会員の皆さま、「英語でつながろう　函館　２０１３」まで９ヶ月余り
となりました。

２月には決起集会を開きます。

全会員に参加をいただき、業務分担と内容を確認します。
授業候補者の心境は不安と期待で一杯でしょう。
全員で支援しましょう。

研究大会をおもしろくするために、おもしろくしようとしましょう。



ちなみに、私の登場した曲は南沙織さんの「１７歳」でした。
黒く長い髪と小麦色の肌が素敵な歌手でした・・・。